+ Happy Happy Birthday to you !! +
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授業が終わり、部活の準備にかかる。朝不二に言われたとおり教室でジャージに着替えていく。
そのままテニスコートへ向かう。
「あれ?」
普段なら先に必ずいるはずの手塚と大石の姿が見当たらない。珍しいこともあるもんだなぁと思っていたが、
部活開始時刻になってもくる様子は無い。そうこうしているうちに今や半コーチ化している乾が集合をかけて部活が開始された。
「なな、おーいしと手塚、なんでこないの?」
ランニングを始めて、たまたま横に並んだ桃城に訊ねる。
「さあ、たま竜崎センセにでも呼ばれてんじゃないッスか?」
「ふーん。」
あっさり納得する。
いつもどおりの練習が進んでいく。練習もほぼ終わりかける頃にようやく手塚と大石が現れた。
「あ、大石!もう練習終わりだぜ?一体どこにいってたんだよお!」
「ああ、ちょっとね、竜崎先生のところと部室の様子を見に行ってたんだ。」
「そだ、部室って改装工事じてるって不二から聞いたんだっけ?どんなふうになってんの?」
「こ、工事?いや、そんなたいしたことにはなってないと思うけど・・・。」
「え、なになに?もう入れるんだよな!?」
「あ、ああ。あ、エージ、ちょっとだけラリーの相手してくれないか?今日俺全然打ってないからさ。」
「ああ、いいけど、手塚はどーすんの?」
「まだ用事があるんだってさ。」
「ふーん。」
他の部員は部室に引き上げ、コート内はエージと大石の二人が残り、ラリー練習を始めた。

「そろそろ終わろうか。」
「え?もういいの?」
30分も経たないうちに二人の練習は終わった。ネットを外し、コートをならして部室へ引き上げる。
「そーいや・・・。」
「ん?なんだ?」
「いやさ、そんなに時間経ってないとは思うんだけど、部室から一人も出てこないなあって思ってさ。」
なんていいながら部室のドアを型どおりにノックし、そして開けた。
パンパンパンッ
「うわあっ!!」
突然の破裂音に思いっきりびっくりしてエージは心臓が飛び出しそうになった。思わずその場に棒立ち状態。
「に゛ゃ・・・にゃに・・・!?」
「エージ先輩誕生日おめでとうございまーっす!!」
桃城が言ったのを皮切りに、他の部員達も一斉にお祝いを言う。
「先輩、おめでとうございまーす!」
「おめでとうッス!」
パンパンパンッ
続けてさっきの破裂音。よくみるとそれはパーティクラッカーだった。
「うう・・・うわあ〜よ、よくわかんないけど・・・あ、ありがとう!!」
エージは本気でびっくりしたようでまだなにがおこっているのかよくわかっていないようだった。
「さあ、そんな入り口に突っ立ってないで入れって。」
乾が勧めてようやく部室内に入った。見ると部室内はロッカーなどが見えないように布で覆われ、その上はパーティチックに何本かのリボンが渡されていた。
「改装って・・・このことだったの?」
「フフ、エージは何か勘違いしてたみたいだったけどね。」
不二がくすっと笑いながら付け足す。
「えーだってそれはっ・・・!」
「ボクは業者が来て工事をしているだなんて一言もいってないよ。」
「う・・・確かに。」
「やっぱりエージの早とちりだったのか。さっき聞いて不二がどんなこと言ったのかあせったよ。」
とは、大石の言葉。
「だってさ、改装なんていったらさ・・・。」
「ま、まあいいじゃない。誤解とけたんだしさ。」
河村がおずおずという。
「そーそ、いいじゃないっすか。それよりも早く例のヤツ!」
桃城がせかす。
「ああ、じゃあ用意するぞ。」
と乾が言ってテーブルの上に置かれたのは白いボックス2つ。開けると見事なデコレーションケーキ!
「うっわーおーいーしーそーっ!!」
エージはもちろんのこと、部員全員が目を輝かす。1つは普通の丸い7寸のデコレーション、もう1つは大きな四角形のデコレーション。切り分けたら有に20人分以上はあるようなシロモノ。
「うわーこんなのどこで買ってきたの?」
エージは素朴なギモンを口にする。
「ボクの姉さんの知り合いがケーキ屋さんで働いているんだって。そこで口を利いてもらって特別に作ってもらったわけ。気に入ってくれた?皆からのプレゼント。」
不二がエージを窺う。
「もちろん!だよ。もうすんげーうれしい!」
エージの顔はあふれんばかりの笑顔でいっぱいだった。
「じゃ、ろうそくに火をつけるか。」
と乾がいい、明かりを消すぞ、と手塚。ろうそくに火が燈される。
15本のろうそくが並んだ。炎がゆらめき、誕生日独特の雰囲気をかもし出している。
「さ、エージ。」
大石がエージをケーキの前へと進める。エージの顔がろうそくの火に照らし出される。
「よーし、一息でけすぞぉ!」
毎年誕生日には家族から心から祝福されている。でも、こんなに多くの仲間が祝ってくれるなんて夢にも思わなかった。
−なんか、すっげー幸せだな−
目の前にいる仲間達に目いっぱい感謝しながら、目の前のろうそくを一気に吹き消した。

−Happy Birthday !−


Daydream Placeの舜様からいただきました。菊ちゃんの誕生日SSです〜v
100Hitのニアだったにも関わらず頂けてしまいました!ありがとうございます!
菊ちゃんはみんなから愛されてて良いですよね〜♪アイドル〜(花)
もう、みんなの行動がすごくらしくてvvvv
はにゃ〜しあわせです。